カスタムOA 運用ガイド v1.0(ガイドB)

対象読者:チョイスジャパン 運用スタッフ8名 更新日:2026年4月22日 役割:日々の運用ルーティン・相談の仕方・ナレッジ蓄積 関連ガイド:ガイドA(カスタムOA 設計ガイド v1.0)= 設計編


このガイドの位置づけ

ガイドA(既存・13章)は「カスタムOAとは何か・どう設計するか」という 設計編ガイドB(本書・5章)は「毎日の運用でどう使うか・どう賢くなっていくか」という 運用編

ガイドA(設計編) ガイドB(運用編・本書)
読むタイミング 入社時・設計見直し時 毎朝・判断に迷った時
性質 知識ベース(不変) 実践ルール+ナレッジ蓄積(更新し続ける)
主な読者 設計担当 運用全員

目次


第14章 朝チェックのルーティン

14-1. 毎朝7時のスタッフミーティングで見るもの

運用初週(2026年4月22日〜)から、以下の5ステップを毎朝7時から約15分で実施します。画面共有しながら、安永・小川・船津・大和・しょうこ・岡本の6名で確認。

14-2. Step 1:⑦運用ダッシュボードで「今日のKPI」を確認

14-3. Step 2:広告セット診断(3関門)で「要対応」を特定

14-4. Step 3:要対応CRの差し替え準備

14-5. Step 4:学習期間中は原則触らない(鉄則)

14-6. Step 5:気になる点は⑥入稿指示書でClaude相談

14-7. Step 6:レビュー待ちの判断を確認(毎朝の重要な習慣)

朝チェックの最後に、**「過去の判断の答え合わせ」**を必ず行います。これが「学習する組織」になるための核心です。

手順:

  1. ⑥入稿指示書 → カスタムOA相談 → 「📖 設計ガイドを開く」
  2. サイドパネルの「📚 履歴」タブをクリック
  3. 「表示」セレクタを 「⏳ レビュー待ち」 に切り替え
  4. 赤い「⏳ 要レビュー」バッジがついた判断記録が表示される
  5. 各記録をクリックして「あの判断、結果どうだった?」を入力

記録する内容:

価値:

14-8. 朝チェックのチェックリスト(印刷用)

No 項目 担当 所要
1 ⑦運用ダッシュボードを開く 全員 1分
2 商品ごとのKPIを読み上げ 小川 3分
3 赤信号の広告セット診断を確認 安永 3分
4 要対応CRの差し替え方針決定 しょうこ 3分
5 学習期間中の広告セットを確認 船津 2分
6 レビュー待ちの判断を振り返る 全員 3分
7 迷い事項を岡本社長に相談 岡本 3分

第15章 Claudeへの相談の仕方

15-1. 新規モード vs 改善モードの使い分け

モード 使うタイミング 必要な情報
🆕 新規モード まだ配信していないOA設計を相談したい 予算 / 目標CV数 / 目標CPA / ペルソナ / Pixelデータ状況
🔧 改善モード 既存の広告セットを改善したい 月間CV数 / 現在のCPA・CTR・頻度 / シード人数 / 戦略目的

迷ったら:配信データが既にあるなら改善モード、完全に新しい設計なら新規モード。

15-2. 新規モード時の特別な注意点(重要)

新規モードは 配信実績がない前提で Claude が提案するため、以下に特に注意します。

15-3. 改善モード時の情報収集の手順

改善モードはデータがある分、精度の高い提案が出ます。ただし入力の質が提案の質を決めます

  1. ③成果チェックタブで直近4週の数値を記録
  2. ⑥入稿指示書 → カスタムOA相談 → 🔧 改善モードを選択
  3. 以下を正確に入力:
  4. 戦略目的(新規獲得重視 / LTV重視 / 既存強化)を選択
  5. 「▶️ 自動判定する(3関門チェック)」で判定を取得
  6. 判定結果に基づき「💡 Claudeに提案してもらう」

15-4. 率直に指摘してもらいたい時の聞き方

Claude には「忖度のない対話相手」として振る舞わせる設計になっています。ただし 質問の仕方で返答が変わります。

良い聞き方の例:

避けたい聞き方:

15-5. 根拠(Why)を必ず確認する

Claude の提案をそのまま採用してはいけません。以下を必ず読む:

根拠が薄い提案は採用を保留し、岡本代表や Meta コンサルに二次相談する。

15-6. レビュー予定日の設定(超重要)

判断記録モーダルの一番下にある 「レビュー予定日」 は、この判断の結果が出る頃にもう一度見直す日を設定する欄です。運用初日から必ず設定する習慣をつけてください。

なぜ必要か: 広告運用では「判断した瞬間に良し悪しが分からない」という特性があります。Meta広告は学習期間(7日または50CV)が必要で、さらに本番運用1〜2週間で初めて成果が見えます。そこで「いつ振り返るか」を判断と同時に決めておき、自動的にレビュー待ちリストに載せる仕組みが必要です。

レビュー期間の目安:

判断種別 推奨レビュー予定日 理由
CR 差し替え 1週間後 CRは学習不要・すぐ反応が出る
OA 変更 1ヶ月後 学習期間+本番運用3週間で成果が見える
予算変更 2週間後 学習リセット+安定運用で判断
STOP判断 3日後 浪費抑制の確認だけなら早い
新規OA設計(新規モード) 1ヶ月後 完全な0スタートなので長めに

運用ループ(これが学習する組織の核心):

判断(4/22)           レビュー(5/22)
「OA変更」  →  【1ヶ月後】  →  「CPA改善した!」
                                  ↓
                            勝ちパターン集に登録(第17章)
                                  ↓
                      次回同じ状況で同じ判断を再現
                                  ↓
                           成功率が上がる

F9-S5(判断記録)だけでは「書きっぱなし」で終わります。レビュー予定日を設定してF9-S6(振り返り)と組み合わせて初めて、チームが学習します。

注意:


第16章 季節性・月別イベントカレンダー

月別の一般的な季節イベント・消費者心理・生活リズムをまとめた章です。 商品別の具体的な訴求文言は意図的に記載していません。各商品の訴求は②要件定義タブ・④テキストCR生成タブで商品ごとに検討してください。

この章の使い方:

16-1. 月別イベント・季節テーマ(基本カレンダー)

主な季節イベント 消費者心理・生活リズム
1月 正月・成人の日・センター試験・冬商戦 新年の決意・リセット意識・目標設定
2月 節分・バレンタイン・花粉シーズン開始 季節の変わり目・プレゼント消費・ゆらぎ対策
3月 ひな祭り・ホワイトデー・卒業・年度末 別れと始まり・新生活準備・棚卸し心理
4月 新年度・入学・入社・花見 新生活・新習慣・環境変化によるストレス
5月 GW・母の日・五月病 連休消費・疲労蓄積・気分の落ち込み
6月 梅雨・父の日・ボーナス前 湿気による不調・だるさ・蒸し暑さ
7月 七夕・夏休み開始・お中元・ボーナス 夏本番・外出増加・消費意欲の高まり
8月 お盆・夏休み後半・帰省 夏バテ・暑さ疲労・生活リズムの乱れ
9月 新学期・敬老の日・秋分・シルバーウィーク 夏疲れ残り・季節の変わり目・秋の始まり
10月 体育の日・ハロウィン・衣替え 食欲の秋・スポーツの秋・本格的な秋
11月 文化の日・勤労感謝の日・七五三・ブラックフライデー 年末準備開始・冷え本格化・買い物意識
12月 クリスマス・冬休み・年末・大掃除 年末消費・忘年会・疲労蓄積・来年の準備

16-2. 月を横断する共通イベント

イベント 時期 消費者行動
給料日 毎月25日前後 購買意欲が高まる・高単価商品の決済が増える
ボーナス 6月・12月 通常より高い価格帯が動きやすい
セールシーズン 3月・6月・9月・12月 値引き・ポイント還元への反応が高い
連休・大型休暇 GW・お盆・年末年始 配信量の変動・CPM高騰に注意
給付金・還付金 時期による 受給層の購買意欲が一時的に上がる

16-3. 運用で意識すべきポイント

16-4. 週次粒度への細分化(将来)

運用データが3ヶ月分蓄積したら、以下の観点で細分化していきます。

記録方法:


第17章 過去の勝ちパターン集(運用しながら追記)

17-1. このセクションの使い方

運用実績から再現性のある「勝ち方」を蓄積する章です。毎週のミーティングで新しいパターンが見つかったら追記します。

初期は記入フォーマットと記入例1つだけですが、運用3ヶ月後には10〜30パターン蓄積されることを目指します。

17-2. 記入フォーマット

以下のフォーマットで、1パターンにつき1つのブロックを追記してください。

■ 勝ちパターン #XX:[一言でパターン名]

- 発生時期:YYYY年MM月(第X週)
- 対象商品:[商品名]
- CR種別:[静止画/動画/カルーセル]
- OA種別:[CV完了180日類似1% / LP訪問180日類似2% など]
- 数値実績:
  - CPA:¥X,XXX(目標 ¥Y,YYY に対して XX%達成)
  - CV数:XX件(目標 YY件 に対して XX%達成)
  - CTR:X.XX%
  - 頻度:X.X
- 成功要因の仮説:
  - 要因1:[仮説の内容]
  - 要因2:[仮説の内容]
- 再現条件:
  - [次回同じパターンを試すときの前提条件]
- 記入者:[担当者名]
- 記入日:YYYY-MM-DD

17-3. 記入例(架空の例・書き方の見本)

⚠️ 以下は記入フォーマットの見本として作成した架空の例です。実際の運用実績ではありません。商品名・数値・担当者名も便宜的なものです。書き方のイメージとしてご参照ください。

■ 勝ちパターン #01:4月・腸活新習慣 × ゆらぎ肌訴求の組み合わせ

- 発生時期:2026年4月(第2週)
- 対象商品:美腸活シリカ習慣
- CR種別:静止画(3枚カルーセル)
- OA種別:CV完了180日類似1%
- 数値実績:
  - CPA:¥6,200(目標 ¥7,500 に対して 83%達成)
  - CV数:38件(目標 30件 に対して 127%達成)
  - CTR:1.8%
  - 頻度:2.1
- 成功要因の仮説:
  - 要因1:4月の「新習慣」訴求が40代女性の新生活感と合致
  - 要因2:ゆらぎ肌の2月訴求を腸活と組み合わせ、インナーケアとして訴求
  - 要因3:カルーセル1枚目でAfter写真、2枚目で理由、3枚目でCTA
- 再現条件:
  - 4月の第2〜3週に限定投入
  - CV完了類似が成立している商品(月30CV以上継続実績)
  - カルーセル3枚構成を維持
- 記入者:安永
- 記入日:2026-04-15

17-4. 勝ちパターン一覧(運用しながら追記)

(このセクションは運用開始後に追記されます)


第18章 過去の失敗パターン集(運用しながら追記)

18-1. このセクションの使い方

失敗から学ぶことは勝ちから学ぶより大きいという原則で、失敗パターンも積極的に記録します。恥ずかしがる必要はなく、むしろ次回同じ失敗を避けるための貴重な資産です。

18-2. 記入フォーマット

■ 失敗パターン #XX:[一言でパターン名]

- 発生時期:YYYY年MM月(第X週)
- 対象商品:[商品名]
- CR種別:[静止画/動画/カルーセル]
- OA種別:[CV完了180日類似1% など]
- 数値実績(悪かった点):
  - CPA:¥XX,XXX(目標 ¥Y,YYY に対して XX%超過)
  - CV数:XX件(目標 YY件 に対して XX%未達)
  - CTR:X.XX%
  - 頻度:X.X
  - 消化金額:¥XX,XXX(予算 ¥YY,YYY の XX%消化)
- 失敗要因の仮説:
  - 要因1:[仮説の内容]
  - 要因2:[仮説の内容]
- 次回の回避策:
  - 策1:[具体的にどう対応を変えるか]
  - 策2:[事前にチェックすべき項目]
- 記入者:[担当者名]
- 記入日:YYYY-MM-DD

18-3. 記入例(架空の例・書き方の見本)

⚠️ 以下は記入フォーマットの見本として作成した架空の例です。実際の運用実績ではありません。商品名・数値・担当者名も便宜的なものです。書き方のイメージとしてご参照ください。

■ 失敗パターン #01:薬機法NGワードによる広告停止

- 発生時期:2026年3月(第3週)
- 対象商品:SILICA SPARKLING
- CR種別:静止画1枚
- OA種別:CV完了180日類似1%
- 数値実績(悪かった点):
  - CPA:算出不可(2日で広告停止)
  - CV数:3件(目標 25件 に対して 12%)
  - 消化金額:¥4,500(予算 ¥30,000 の 15%消化で停止)
  - 理由:Meta審査で「効果・効能の断定表現」として審査落ち
- 失敗要因の仮説:
  - 要因1:CR本文に「腸が整う」「肌がきれいになる」という断定表現
  - 要因2:薬機法チェックのステップを飛ばして入稿
  - 要因3:審査差し戻しに気付くのが遅れ、2日間放置された
- 次回の回避策:
  - 策1:④テキストCR生成の薬機法チェックを必ず通す
  - 策2:断定表現を「サポート」「すっきり」などに置換するルール徹底
  - 策3:入稿後24時間以内に審査ステータスを確認する担当を明確化
- 記入者:しょうこ
- 記入日:2026-03-20

18-4. 失敗パターン一覧(運用しながら追記)

(このセクションは運用開始後に追記されます)


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